ボルダリングにおける正しいアイシング知識を持とう!

皆さんはアイシングはなんのために行うか知っていますか?


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私は日々上達を目指すボルダラーでもありますが、本業では理学療法士という仕事をしています。そのため、こういった知識が一般の方より多少あるつもりですのでよかったら読んでいって下さい。

アイシングはいくつかの目的で行われます。

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ケガ・外傷の応急処置、コンディショニング、疼痛緩和などなど、、、、

ボルダリングジムではアイシング設備が整っているところも多く、登った後にアイシングをしている人をちらほら見かけますね。

このボルダリングで行うアイシングにはどういった効果があるのでしょうか?

大きく分けて二つの目的があります!

1.関節や腱、腱鞘の軽い損傷の回復、損傷の蓄積による慢性痛の予防

2.前腕や手の筋疲労の回復促進

まずは1についてですが、ボルダリングを経験されたことのある方ならわかると思いますが、登ったあとに指や指の付け根が痛くなることがありませんか?ボルダリングではほとんど指だけで体重を支えることも少なくないですよね。ある程度ボルダリングを続けている方はカチ持ちなどをしたりします。カチ持ちってかなり指の腱や第二関節に負担がかかるんです。

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負担のかかる持ち方をしていると細胞レベルで損傷が起こり、毛細血管が切れた状態となります。毛細血管の損傷が起こると血液やリンパ液が漏れだした状態となります。この状態は正常な血液の流れを妨げるため、組織が血液から酸素や栄養素を取り込んで回復するのを遅らせ、徐々に損傷が蓄積し、やがて指の痛みが慢性化してしまいます。

アイシングは冷やすことで細胞レベルの損傷を最小限に抑えるために行います。

 

次に2についてですが、登った後って腕がパンパンに脹れて力が入りにくい状態になることがありますよね。この状態をボルダリング用語では「パンプ」といいます。

パンプのメカニズムは詳しくはわかっていないそうですが、筋肉を酷使することで血液が酷使した筋肉に溜まり腕がパンパンになるそうです。また、筋肉を動かすとその過程で乳酸と呼ばれる物質が作られます。腕に血液や乳酸が溜まると筋収縮を起こしにくい状態となり、乳酸は疲労感の原因ともなります。

こういった状態をケアせず放置しておくと乳酸が腕に溜まったままになってしまい疲労感が残ってしまいます。

アイシングには新陳代謝を下げ、疲労感を生み出す乳酸の生成を抑える効果があります。

また、アイシングには血管収縮作用があります。これはアイシング後に二次的な血管拡張作用を引き起こし血流を良くします。血流が良くなることで乳酸などの疲労物質の排出を促進する効果があります。

また、アイシング後にストレッチを併用することで組織の柔軟性が向上し、さらに血流の増加が見込めるため、相乗効果が見込めます♪

以上のことを頭に入れてアイシングを行うことで効果的なアイシングができるのではないでしょうか?

 

最後にアイシングの基本ルールをまとめておきます。

冷やす場所は痛みや脹れを感じる部分!

時間は約20分

冷やしたい場所は心臓より高く上げると効果的

疲労回復させたいときはストレッチも併用する!

 


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